美容系のSEOは、EC・アフィリエイト系、店舗系の2つで大きく異なります。
美容・健康系サイトは、扱う商品にもよりますが、商品情報の場合売込み的なコンテンツが中心になるため、オリジナル商品でない場合は、あまり差別化ができません。
また、ユーザーは、メーカーからの情報のみだけだと信頼性を感じないため、「口コミ」「評判」「レビュー」といったキーワードと合わせて検索する場合が多いと言えるでしょう。
レビューやクチコミ情報をうまく活用したSEO対策が重要で、、化粧品なら「商品名+レビュー」、美容室やネイルサロンなら「ショップ名+クチコミ」といった組み合わせで上位表示を目指すというのも必要と言えます。
レビュー系のキーワードの他に、美容、健康系のジャンルは「肌荒れ」、「腰痛」といった悩み系キーワードも有効です。
このような悩みは他人に相談しにくいため、コンテンツやノウハウを読み込むユーザーも多くみられるため、トラブルや悩みの種類別にキーワードを盛り込んでカテゴリー分けし、悩み解決につながるようなコンテンツ記事を増やすのも有効でしょう。
また、関連する記事等の閲覧も考えて、化粧品サイトの場合、メーカー数、アイテム数ともに多いので、メーカー名でカテゴリー分けをし、アイテム名(化粧水・美容液・洗顔料・メイク落とし・・・etc.)でもカテゴリー分けをし、さらにこれらのクロスカテゴリも設けるといった様々な切り口で類似情報を表示できるようにして、検索エンジンもクロールしやすくユーザビリティ面でも優秀なサイトを目指しましょう。
美容室、ネイルサロン、病院などの場合、ユーザーの来店、来院の地域、範囲というのがある程度絞られてくるため、そういったキーワードとの組み合わせが重要になります。
地名や市町村名だけでなく、駅名や地域の有名な施設名など地域に関わる様々なキーワードを盛り込むことで、同じ地域の店や施設を検索するユーザーへの露出も高まります。
例えば、店長ブログなどで、店舗紹介だけでなく、周辺施設やお店の紹介、その地域で行われるイベントなども、その時期に合わせてコンテンツ化することで、商圏のユーザー全体に周知するような施策も効果的でしょう。
また、SNSなどでも地域性の高い情報は、拡散しやすいため、Facebookやtwitter、LINEなどの活用も効果があるといえます。