ブログサイトを作るための様々なサービスがありますが、いずれも更新がしやすい機能が多く、専門的な知識がなくてもある程度まとまったサイトが作れるため、企業や個人関わらず、様々なサイトで利用されています。
ブログサイトの場合、多くの記事はその時のトレンドに合わせて作成されるものが多いため、一時的なアクセスがあった後は、急激にアクセスが少なくなっていく可能性があります(フロー型コンテンツ)。
また、様々なテーマやキーワードを含む記事が時系列に混在することが多く、特定のキーワードに紐づくページも分散するためSEO対策がしずらいといえるでしょう。
たとえば美容に関するブログの場合、人気の化粧品ブランド別にカテゴリーを作る、店舗のレビューなどを地域ごとにまとめる、成分や効果などに触れた場合は、タグ等を入れて、関連する記事を一覧化できるようにするといった形です。
年月の一覧よりもカテゴリー一覧のほうが、検索エンジンにインデックスされやすく、検索上位になった場合は、ユーザーあたりのページビューも上がっていくことで、コンバージョンUPが期待できます。
また、ユーザビリティをきちんと意識してサイト内の記事間でリンクを張り合うのも有効です。
関連投稿や人気投稿等、サイト内回遊性を高めるために、過去記事の再活用がSEO対策にも有効ですので、そういった機能がある場合は、積極的に活用をしましょう。
同じようなテーマをカテゴリー化するのと同じように、商品や特定のテーマについて深掘りをしていき複数の記事を作成することも有効です。例えば、
というように一つの商品について時間をかけて追いかけ、記事をシリーズ化します。
そしてそれぞれの記事内でお互いの記事について触れたり、シリーズの他記事一覧といった形でリンクすることで、ブログでありながら専門性の高いページグループができます。
そういった連載記事は検索エンジンもクロールしやすくなり、ユーザビリティ面でも評価されるのが目的です。
静的ページと違って「時間」という軸があるブログサイトならではのSEO対策を考えていきましょう。