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ニュースサイトやメディアサイトは、アクセス数自体がそのサイトの評価になるため、SEO対策も非常にシビアな結果を求められます。
さらに、ニュースサイトやメディアサイトは、通常のサービスサイトよりもより広いテーマを扱うため、１キーワードでのSEO対策ではなく、数十から数百、場合によって数千ものワードでの上位表示が求められる場合もあります。
そのため、外部対策よりもコンテンツを強化して、大量のキーワードでの集客に対応できるサイトにする必要が出てくるでしょう。
メディアでのコンテンツ作りにおいて、おさえておきたい要素として、フロー型コンテンツ・ストック型コンテンツというものがあります。
フロー型コンテンツというのはその時々、世間で話題になるテーマやキーワードに沿って作成されるコンテンツのことです。
鮮度の高いニュースなどを取り扱ったフロー型コンテンツは、一時的にキーワード検索等が増えるため、急激なアクセスにつながることがあり、いわゆるバズるコンテンツというものです。
フロー型コンテンツのデメリットとしては、日時の経過とともに情報の露出が極端に落ちるため、更新頻度が高くないと、サイト全体が陳腐化して見える点でしょう。
ハウツー情報・お役立ち情報といったその時のトレンドに左右されないようなストック型コンテンツは、公開時はそれほど急激なアクセスが無いものの、長期的な流入が見込めるメリットがあります。
ただ、ハウツー情報やお役立ち情報は、ライバルサイトも取り扱っているため、集客効果を発揮するまで時間がかかるというデメリットがあります。
このように、どちらも長短があるため、SEOを進める際には、例えば、フロー型のコンテンツはSNSでの被リンク獲得、ストック型では、サイトの階層化等をしながら、上位に表示させるページを絞り込む等、コンテンツの特性を生かした対策が重要になります。
メディアサイトは、テーマが分散することが多いため、SEO的にもカテゴリーの分類が重要になります。
「国際」、「経済」、「エンターテインメント」といったジャンルでニュースをカテゴリー分けしたり、記事内にキーワードのほか「速報」、「世界初」、「新記録」などといった派生語を盛り込む、あるいは、固有名詞については正式名称の他に俗称をうまく使うことで、ニッチな検索ワードで検索エンジンに認識をされるようにする必要があります。
フロー型コンテンツ、ストック型コンテンツの活用にもカテゴリー分けは関わってくるため、施策対象のキーワードの設定と合わせて、検討・見直しをするようにしていきましょう。